お電話 06-6131-6763 お問い合わせ

サービス

ホームページ制作ホームページの修理・改修業務システム開発自動化・データ整理AI活用

記事

無料CopilotでできることAIはどれに課金すべきかNotebookLMとは記事の一覧

会社

お電話 06-6131-6763 お問い合わせ
ホーム記事AI活用

AIでExcelを速くする方法|関数・集計・マクロの手順

「AIを使えばExcelが速くなると聞くけれど、何をどうすればいいのか分からない」 「関数もマクロも、自分には無理だと思っている」

Excelの作業について、こうしたご相談をいただくことがあります。

関数を覚える必要はありません。表の写真を見せて、やりたいことを日本語で書けば、式が返ってきます。

この記事では、実際の操作手順を3つに分けて説明します。読みながら手を動かせるように書きました。

01

この記事で分かること

  • 関数を自分で調べずに作る手順が分かる
  • 表を読ませて集計・グラフにする手順が分かる
  • マクロを作らせて実行する手順が分かる(保存の注意点つき)

02

. AIでExcelを速くする方法は3つある

まず、話を整理します。「AIでExcel」と言っても、やり方は3つに分かれます。

やること難しさ効果
① 関数を作らせる式を聞いて、貼る低い
② 表を読ませるファイルを渡して集計させる低い
③ マクロを作らせる手順を書いて、コードを貼る大きい

動画で最も多く語られているのは③のマクロです。 ただし、いきなり③から始めると詰まります。

この記事では①から順に説明します。①は今日すぐ試せます。

03

. 始める前の準備

ファイルのコピーを作る

元のファイルで試さないでください。

AIが返してきた式やコードは、そのまま貼ると元のデータを書き換えることがあります。マクロには「元に戻す」が効きません。

デスクトップにコピーを作り、そちらで試してください。

どのAIを使うか

どれでも構いません。無料の範囲でできます。

  • ChatGPT、Gemini、Claude のいずれか
  • Microsoft 365を使っている場合は、Excelの中でCopilotが使えることがあります

まずは普段使っているものひとつで試してください。

04

. 【手順①】関数を作らせる

一番簡単で、今日から使えます。

ステップ1 表をAIに見せる

やり方は2つあります。

方法A:スクリーンショットを撮る

Excelの画面を撮って、そのまま画像を貼り付けます。見出し行が写るようにしてください。

方法B:表の一部をコピーして貼る

見出し行と、データを数行分。コピーしてそのまま貼り付けます。

どちらでも構いません。画像のほうが手軽です。

ステップ2 やりたいことを日本語で書く

関数名は書かなくて構いません。何をしたいかだけ書きます。

この表で、B列が「東京」の行だけ、C列の金額を合計する
関数を教えてください。表は2行目から始まっています。

ポイントは、表がどこから始まるかを伝えることです。1行目が見出しなら、そう書いてください。

ステップ3 返ってきた式を貼る

式をコピーして、Excelのセルに貼り付けます。

ステップ4 合わないときは、そのまま伝える

エラーが出たら、表示された文字をそのまま書いて返します。

#VALUE! というエラーが出ました。
C列には「1,200円」のように文字が入っています。

原因を自分で考える必要はありません。見えているものをそのまま伝えれば、直した式が返ってきます。

05

. 【手順②】表を読ませて集計する

集計やグラフを作らせる方法です。

ステップ1 ファイルをアップロードする

ExcelファイルまたはCSVファイルを、そのままAIに渡します。

ステップ2 欲しい結果を書く

商品ごとの売上を集計して、多い順に並べ、棒グラフにしてください。

動画で実際に使われていた指示には、次のようなものがあります。

予算シートと実績シートのデータを比較分析し、分析レポートを
作成してください。

ステータスが未着手のもので、着手予定日が今日の日付を過ぎている
ものを赤字にしてください。

ステップ3 条件を足す

一度で思いどおりにならないことがあります。そのときは条件を足します。

項目が存在しない場合は「該当なし」と記載してください。
数値は半角で、通貨記号やカンマは含めないでください。

細かく指定するほど、手直しが減ります。

ステップ4 合計を自分で確かめる

ここは必ずやってください。

出てきた表の合計が、元の数字と合っているかを確認します。AIは計算を間違えることがあります。

元のファイルでSUM関数を使い、合計だけ照合すれば十分です。

06

. 【手順③】マクロを作らせる

一番効果が大きい方法です。プログラミングの知識は要りません。

ステップ1 「開発」タブを出す

初期状態では表示されていません。Microsoft公式の手順です。

ファイルタブで、オプション > リボンのユーザー設定に移動します。

リボンのユーザー設定およびメインタブの下の開発チェックボックスをオンにします。

——Microsoft公式「開発タブを表示する」

これで、リボンに「開発」が追加されます。一度やれば、次からは不要です。

ステップ2 やりたいことを日本語で書く

Excelのマクロ(VBA)を書いてください。
A列の日付が今日より前で、D列が「未着手」の行を赤い文字にしてください。
1行目は見出しです。

「マクロ(VBA)を書いてください」と最初に書くこと1行目が見出しかどうかを伝えること。この2つを入れてください。

ステップ3 コードを貼る場所を開く

開発タブ → 一番左の「Visual Basic」をクリック
→ 上のメニューから「挿入」→「標準モジュール」

白い画面が出ます。ここにコードを貼ります。

ステップ4 コードを貼り付けて実行する

AIが返してきたコードを、まるごとコピーして貼り付けます。

実行は、Excelの画面に戻ってから行います。

開発タブ → 「マクロ」→ 一覧から選んで「実行」

ステップ5 保存の形式を変える

ここを間違えると、作ったマクロは消えます。

普通に保存すると、Excelファイルは「.xlsx」という形式で保存されます。この形式は、マクロを保存できません。

Microsoft公式にも、マクロ有効ブック(.xlsm)を .xlsx で保存するとマクロは保存されないと記載があります。

ファイル → 名前を付けて保存
→ ファイルの種類で「Excel マクロ有効ブック (*.xlsm)」を選ぶ

動画では709回もマクロの話が出てくるのに、この保存の注意に触れているものはほとんどありません。 ここで一度作り直しになる方が多い場所です。

07

. うまくいかないときの直し方

共通のコツは1つです。見えているものを、そのまま伝えることです。

エラーメッセージが出た

文言をそのままコピーして返します。

「実行時エラー '1004': アプリケーション定義またはオブジェクト定義のエラーです」
と出ました。

何も起きない

実行しましたが、何も変わりませんでした。
対象のシート名は「売上一覧」です。

シート名を伝えると解決することが多いです。 AIは、あなたのファイルのシート名を知りません。

数字が合わない

合計が元の数字と20,000円ずれています。
最終行に「合計」という行が入っています。

途中で止まった

100行目まで処理されて、そこで止まりました。

思っていたものと違う

やり直しを頼むより、違いを伝えるほうが早いです。

赤字になったのは正しいのですが、見出し行まで赤くなりました。
2行目から処理してください。

08

. 向いていない作業

やる前に知っておいたほうがよいものを挙げます。

① 元のデータが整っていない

これが最大の壁です。

  • セルが結合されている
  • 表の途中に空白行がある
  • 1つのセルに「東京都渋谷区1-2-3 山田様」のように複数の情報が入っている

こうした表は、AIも人も読み違えます。

先に表を整えるほうが、結果的に早く終わります。

② 毎回条件が違う作業

月に一度、内容が毎回変わる作業。指示を書く時間のほうが、手でやるより長くなります。

同じ作業を繰り返しているものから始めてください。

③ 判断が必要な作業

「この見積は値引きすべきか」といった判断は任せられません。集計や整形までにとどめてください。

④ 数字の正しさが決定的に重要な作業

決算数値や請求金額など、間違えられないもの。使ってはいけないわけではありませんが、必ず自分で照合してください。

09

. 入れてはいけない情報

Excelには、そのままAIに渡してはいけない情報が入っていることがあります。

✗ 顧客名簿(氏名・電話番号・住所)
✗ 社員の給与データ
✗ 取引先ごとの単価表
✗ 未公開の売上・経営数値

渡さずに済ませる方法

構造だけ伝えれば、たいていの用途では足ります。

✗ 「山田太郎、090-1234-5678、東京都…」という表があります

✅ A列に氏名、B列に電話番号、C列に住所が入っている表があります。
   500行あります。

これだけで、関数もマクロも作れます。

もう1つの方法は、同じ形式のダミーデータを数行だけ作って渡すことです。

10

. 無料でどこまでできるか

この記事の手順は、すべて無料の範囲でできます。

無料でできるか
関数を作らせるできる
マクロを作らせるできる
表を貼り付けて集計できる
ファイルのアップロード回数や大きさに制限がある場合がある

有料版で変わるのは、主に1日に使える回数扱えるファイルの大きさです。機能そのものが増えるわけではありません。

まず無料で試して、制限にぶつかってから考えてください。

なお、ExcelのなかでCopilotを使う機能は、Microsoft 365のライセンスによって使える範囲が変わります。会社で契約している内容をご確認ください。

11

. よくある質問

Q. Excelのバージョンが古くても使えますか

関数とマクロは使えます。作られた式が新しい関数(XLOOKUPなど)を使っている場合は、「古いバージョンでも動く式にしてください」と伝えてください。

Q. マクロを使うと、ウイルスだと警告が出ませんか

自分で作ったファイルを自分で開く場合は、警告が出ても「コンテンツの有効化」で進められます。出所の分からないマクロ付きファイルは開かないでください。

Q. 会社のパソコンでマクロが禁止されています

その場合は手順①と②だけ使ってください。関数と集計だけでも、作業は短くなります。

Q. どのAIが一番Excelに強いですか

大きな差はありません。普段使っているもので試してください。

Q. 作ったマクロを他の人に渡せますか

.xlsm形式のファイルを渡せば使えます。ただし、受け取った側でも「コンテンツの有効化」が必要です。

12

. まとめ

関数を覚える必要はありません。表の写真を見せて、やりたいことを日本語で書けば、式が返ってきます。

今日やること

1. 使っているExcelファイルのコピーを作る 2. 表のスクリーンショットを撮る 3. AIに貼って、やりたいことを日本語で書く 4. 返ってきた式を貼って、合計が合うか確かめる

ここまでで10分ほどです。

マクロに進むとき

1  開発タブを出す(ファイル → オプション → リボンのユーザー設定)
2  日本語で手順を書いて、コードをもらう
3  開発タブ → Visual Basic → 挿入 → 標準モジュール に貼る
4  開発タブ → マクロ → 実行
5  「Excel マクロ有効ブック (*.xlsm)」で保存する

5を忘れると、作ったマクロは消えます。

うまくいかないときは、エラーの文言をそのままAIに伝えてください。原因を自分で考える必要はありません。

繰り返している作業のうち、どれをAIに任せられるか分からない場合は、AI活用のページからご相談いただけます。

Contact

困っていることがあれば、お聞かせください。
小さなことでも構いません。何を作るか決まっていなくても構いません。

お電話 06-6131-6763

お問い合わせ